ごあいさつ of 衆議院議員 森 英介

決意

森 英介

 私たち戦後生まれの日本の団塊の世代は、おそらく、古今東西の人類の中で物質文明の恩恵をいちばん豊かに享受した者たちではないか。しかも、個別にはいろいろあったにしても、世代全体としては、生れてこの方、およそ大きな苦難を経験したことが無い。先人の犠牲と努力によって築かれた日本の平和と繁栄の中で、還暦を過ぎる今日までぬくぬくと過してきたと言って良い。
そうした私たちにとって、3月11日に発生した東日本大震災およびそれに伴う大津波、更に福島原発の事故は、これまでの人生で初めて遭遇した大きな困難であり、試練である。豊かで快適な文明生活に馴れ切ってしまった私たちの想像力の範囲をはるかに超えた事象が現実に起った。まさに自然と文明の両方からしっぺ返しを食らったようなものである。その結果、被災した皆様は、お気の毒としか言いようがない。衷心よりお見舞い申し上げる。そして、一日も早く皆様が心安らかに生活できる日が戻って来るよう、祈りたい。
それを達成するためには、戦後の焦土から日本が立ち上がったときの如く国民が苦難を分かち合い、それぞれの立場で奮励努力することが必要にちがいない。わけても、私たちの世代の役割は、重要と考える。この難局の克服に大きく貢献することこそがこの世に生を受けた私たちの世代に課せられた最大の使命と心得るものである。
翻って、震災後の現政権の対応、取組みを見るに、あまりに拙劣、いや、殆ど無為無策と言っても良い有様で、被災者の皆様はもとより国民の皆様に本当に申し訳ない。このような政権の出現を許してしまった私ども自由民主党の責任は、誠に重いと言わざるをえない。さりとて、今、釈明をしたり、いちいち批判をしている暇はない。復興を実現し、光輝く日本を後世に引き継ぐべく、同志と手を携えて全力で頑張ることをここにお誓いする。











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